リコリス

大晦日だというのに、夫は早々と眠ってしまいました。
昼間のお掃除でほこりを吸ったのか、くしゃみが止まらなくなり、アレルギーの薬を飲んだからでしょう。
八時頃から口数が少なくなり、
眠る前に食べようよ、と、作ってくれた年越しそばが茹ですぎで恐ろしくおいしくなく、
九時過ぎには寝室へ行ってしまいました。

紅白観ながらぼーっとしだした息子も寝かせてしまうと、
結局いつもと変わらぬ夜なのです。

とりあえず乾杯用に買ってきた“月の桂”のにごりをさっさと開け、ワイングラスについでみたものの、
肝臓さんはお疲れ気味らしく一口で満足。
だけどお供が欲しくって、ハーブティを入れて飲んでいます。

近頃リコリスにはまっています。
息子もお気に入り。
なぜならお砂糖を入れているかのように、甘いから。
のどの奥の方でほんわりと甘くなり、癖のあるハーブを飲みやすくしてくれます。

今日は、セージとネトル、カモマイルとブレンドしてみました。
セージ+リコリス+ネトル+ローズ で、貧血&生理痛解消レシピをみつけ、試したくなったのですが、ローズがなかっため、カモマイルで代用してみました。
お味は、というと・・・・リコリスの甘味がすべての味を消し去っててびっくり。
他の香りも楽しみたい場合は、配合比を考えねばなりません。

リコリスは漢方やアーユルベーダなど古くから使われているハーブで、さまざまな効能があります。
抗炎症、抗アレルギー、エストロゲン用作用など様々な薬理作用を持ち、消化器系や気管支の疾患、女性特有の疾患など、苦手でなければかなり使えるハーブ、だと思っていたのですが・・・・
副作用もたくさんあるようです。

妊娠授乳中の使用は注意が必要だったり、肝臓疾患や腎不全、高血圧の方は使用不可だったり。
そうでなくても、長期、多量の使用はしない方がいいみたい。
おいしいからって飲みまくってはいけないのですね。
気をつけねば。

ただ、ハーブと親しんでいくと、徐々にわかってくるものです。
自分に必要なハーブと、自分に必要な分量。
身体はちゃんとわかっていて、教えてくれるのです。
だから、自分の声に耳を澄ませば、決して飲みすぎることはないと思うのですが。

リコリスをおいしいと感じる私には、これを必要とする理由があるのでしょうね。

先ほど夫が起きてきて、寝ぼけた顔で

「おめでとう」

と言いました。
少し早すぎる、と思ったのですが、どうやら結婚記念日のことだったようです。
12月31日は私たちが入籍した日です。
いつもいつも私は忘れておりますが、彼は覚えてくれているのです。

そして、再び寝室へ消えていきました。

一人でカウントダウンすることになりそうです。

皆さま、今年一年ありがとうございました。
おかげで、素敵な一年になりました。

来年もよろしくおねがいいたします。

りりお。

やっぱりカウントダウンは、ジャニーズかなぁ。

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