不定愁訴ふていしゅうそ

朝食を食べずに病院へいってきました。職場の健康診断で引っかかった箇所の再検査です。
結果はというと問題なし。「病気ではなさそうだ」ということのようです。

けれど元気かというとそうでもない。お酒を飲むとしんどくなるようになりました。食欲も低下。病気でないとわかり安心はするけれど、じゃあどうしたらよいの?

「不調だけれど病気ではない。」
「不調だけれど辛くてたまらないわけではない。」

私の今のような状態のことを不定愁訴と言います。
年齢と共にホメオスタシスを保つのが難しくなり、バランスの崩れが症状として現れることが増えてきます。

未病とも呼ばれるこの時期は、不調が病に発展する前段階ともいえ、注意する必要があるのです。

精油選び

病気ではないのだから、薬もない。
そういう時はアロマテラピーが有効です。好ましいと感じる香りを適切に利用するだけで、心身のバランスを整えるよう働きかけてくれます。

この“好ましいと感じる香り”がとても重要。
香りは脳の原始的な部分で最初にキャッチするため、野生の直感を刺激して、自分に必要な精油を“よい香り”という形で教えてくれます。
つまり、快の感覚で選ぶ精油は、今の自分に必要な働きをしてくれるもの。自分が選ぶ香りは今の自分を表しているわけです。

で、今の私が選ぶのはクラリセージばかり。体内で女性ホルモンと似た代謝をするこの精油が、ずーーーーっと心地よく感じます。
閉経を迎える前の女性に増えてくる不定愁訴。
「クラリセージを欲する間はしょうがないな。」と思えるアロマテラピーは、心身と対話するためのツールだったりします。

哀しみとサイプレス

サイプレスことイトスギは、ヨーロッパでは墓地に植えられると本で読んだことがあります。

死の象徴とも言われるこの樹は、ゴッホの絵にも描かれている背の高い針葉樹です。なんとなくイメージできましたでしょうか?

針葉樹のスッと身体を通り抜けるような香りは、哀しみをどんな風に癒すのか。

中医学で言うところの陰陽五行と関係しているのか?(サイプレスは呼吸器系に作用する精油であり、肺は哀しみの臓器なのです。)

どこかピンとこないまま、それでもワークショップでは何度もサイプレスについてお話ししてきました。

先日のこと、近しい人と離別し、眠っても眠っても晴れない哀しみを知りました。

何とかしようと今まで自分を助けてくれた香りを思い浮かべるものの、どれも嗅ぎたいと思えませんでした。折れた心を無理矢理起こすことはしたくないと、『癒し』の類いは全く受け付けられません。

哀しみの色

しばらくあれこれ考えてから「サイプレスはお墓に植えられるんだった」と思いだし、「それなら嗅げる気がする」と胸に塗ってみました。

次の日の朝、目覚めて一番に頭に浮かんだのが「眠れた」ということ。

日付が変わってもどれだけ眠っても、深い哀しみが軽くなることはなかったのに。

突然訪れた長い一日がようやく終わり、新しい日が始まったと実感できたのです。

哀しみの霧はかき分けてもかき分けても立ち込めてきます。それは仕方のないことなのだけれど、サイプレスの香りは哀しみに寄り添うように静かに胸のもやもやを散らしてくれます。静かな光をスッと通してくれます。

なるほど。昔の人はこのことを知っていたのだな、などと感心する余裕も生まれつつあります。

日にち薬が効いてくるまで、サイプレスのちからをお借りすることにします。

喉と鼻水

息子から夫へ、夫から私に

喉が痛くなり鼻水が出る微熱の風邪を家族みんなで引きました。

呼吸器系の風邪にはひんやりすっきりするミネラルジェルがあると便利。年中冷蔵庫に入っています。

咳喉ジェル

そこに呼吸器系のブレンド精油とサイプレス、ホワイトファーを入れました。

で、息子はほとんど使いませんでした。私の作ったものは最初の一回しか使いません。

それを次に風邪にかかった夫が使用して大絶賛。気道が開いて呼吸が楽になるのだとか。でも持続しないとのことで、次作るなら肌に滞留する時間の長いオイルにするかミツロウクリームに混ぜるかしようと思ううちに私も発症。

幸い咳は出ないので、免疫力アップのブレンドオイルで手っ取り早く免疫強壮させてみましたが、どうかしら。

今週末は楽しみすぎる冬の女子旅。なにがなんでも元気になりたい!!